脳卒中(のうそっちゅう)(脳血管(のうけっかん)障害(しょうがい))には、大きく(おおきく)わけて3つの病気(びょうき)があります。脳梗塞(のうこうそく)、脳出血(のうしゅっけつ)、およびくも膜下(くもまくか)出血(しゅっけつ)です。脳卒中(のうそっちゅう)のうち、以前(いぜん)は、日本人(にほんじん)には脳出血(のうしゅっけつ)が多く(おおく)、脳梗塞(のうこうそく)は少ない(すくない)といわれていましたが、近年(きんねん)、脳梗塞(のうこうそく)が脳出血(のうしゅっけつ)の2倍以上(ばいいじょう)になっています。この脳梗塞(のうこうそく)は、さらに、動脈硬化(どうみゃくこうか)を基盤(きばん)として脳動脈(のうどうみゃく)がつまる「脳血栓症(のうけっせんしょう)(のうけっせんしょう)」と、心臓(しんぞう)などにできた血液(けつえき)のかたまりが脳動脈(のうどうみゃく)に流れ込ん(ながれこん)で内(ない)腔(こう)をふさいでしまう「脳(のう)塞栓(そくせん)症(しょう)(のうそくせんしょう)」にわかれます。両者(りょうしゃ)は、それぞれ予後(よご)も、治療法(ちりょうほう)も異なり(ことなり)ます。脳梗塞(のうこうそく)のうち、その3割(わり)をしめる「脳(のう)塞栓(そくせん)症(しょう)」の起こり(おこり)方(かた)、誘因(ゆういん)、前触れ(まえぶれ)となる症状(しょうじょう)、症状(しょうじょう)、再発(さいはつ)の危険性(きけんせい)などについて以下(いか)に説明(せつめい)します。脳(のう)塞栓(そくせん)症(しょう)●起こり(おこり)方(かた)・・・おもに心臓内(しんぞうない)にできた凝血(ぎょうけつ)塊(かたまり)(ぎょうけつかい)(栓(せん)子(ご)(せんし))が脳(のう)に運ば(はこば)れてきて、突然(とつぜん)、脳(のう)の血管(けっかん)をふさいでしまったために起こり(おこり)ます。●誘因(ゆういん)・・・過労(かろう)や、アルコールの飲みすぎ(のみすぎ)が原因(げんいん)となります。また、脱水(だっすい)による血液(けつえき)の粘度(ねんど)の上昇(じょうしょう)は凝血(ぎょうけつ)塊(かたまり)ができやすくなる誘因(ゆういん)となります。●前触れ(まえぶれ)となる症状(しょうじょう)・・・心不全(しんふぜん)や脱水(だっすい)など。●症状(しょうじょう)・・・片側(かたがわ)の麻痺(まひ)や意識(いしき)を失う(うしなう)ことがあります。脳血栓症(のうけっせんしょう)の場合(ばあい)は、徐々に(じょじょに)麻痺(まひ)が進行(しんこう)していくのに対(たい)して、脳(のう)塞栓(そくせん)症(しょう)の場合(ばあい)、発作(ほっさ)後(ご)すぐに麻痺(まひ)が完成(かんせい)してしまいます。●発作(ほっさ)の危険(きけん)・・・年齢(ねんれい)を問わ(とわ)ず起こる(おこる)可能性(かのうせい)があります。比較的(ひかくてき)若い(わかい)人(ひと)も起き(おき)ます。活動中(かつどうちゅう)に起こる(おこる)ことが多い(おおい)といわれます。●再発(さいはつ)の危険性(きけんせい)・・・再発(さいはつ)の危険性(きけんせい)はかなりあります。
やずや脳卒中(脳血管障害)には、大きくわけて3つの病気があります。脳梗塞、脳出血、およびくも膜下出血です。脳卒中のうち、以前は、日本人には脳出血が多く、脳梗塞は少ないといわれていましたが、近年、脳梗塞が脳出血の2倍以上になっています。