医療(いりょう)技術(ぎじゅつ)の進歩(しんぽ)により、脳卒中(のうそっちゅう)(脳血管(のうけっかん)障害(しょうがい))で死亡(しぼう)する日本(にっぽん)人の数(ひとのかず)はずいぶんと減り(へり)ました。しかし、それは同時に(どうじに)、死亡(しぼう)こそ免れ(まぬがれ)たけれども、後遺症(こういしょう)をかかえて生き(いき)ている患者(かんじゃ)さんの増加(ぞうか)を意味(いみ)することになっています。脳卒中(のうそっちゅう)(脳血管(のうけっかん)障害(しょうがい))の3つ、脳出血(のうしゅっけつ)、脳梗塞(のうこうそく)、くも膜下(くもまくか)出血(しゅっけつ)のなかでは、脳出血(のうしゅっけつ)よりも、脳梗塞(のうこうそく)のほうが重症(じゅうしょう)の後遺症(こういしょう)が残る(のこる)ことが多い(おおい)とされます。現在(げんざい)、日本(にっぽん)では、脳出血(のうしゅっけつ)は減っ(へっ)たものの、逆(ぎゃく)に脳梗塞(のうこうそく)は増え(ふえ)ていますので、これは由々しき(ゆゆしき)問題(もんだい)であるといえるでしょう。脳出血(のうしゅっけつ)、脳梗塞(のうこうそく)、くも膜下(くもまくか)出血(しゅっけつ)のすべてに共通(きょうつう)する後遺症(こういしょう)の症状(しょうじょう)は、「片(かた)麻痺(まひ)」です。そのほか、失語症(しつごしょう)や失(しつ)行(いき)、失認(しつにん)といった、「高次(こうじ)神経(しんけい)機能(きのう)障害(しょうがい)(こうじしんけいきのうしょうがい)」といわれる症状(しょうじょう)があります。●失語症(しつごしょう)(しつごしょう)・・・ヒトの脳(のう)の言語(げんご)をつかさどる領域(りょういき)(言語(げんご)中枢(ちゅうすう))が損傷(そんしょう)を受け(うけ)たためにおこる障害(しょうがい)です。話す(はなす)ことができない、人(ひと)の言っ(いっ)たことが理解(りかい)できない、読み書き(よみかき)もうまくできない、といった症状(しょうじょう)が出(で)ます。右利き(みぎきき)の人(ひと)では右(みぎ)麻痺(まひ)のときに、また左利き(ひだりきき)の人(ひと)の場合(ばあい)は左(ひだり)麻痺(まひ)のときに、失語症(しつごしょう)が生じ(しょうじ)ます。●失(しつ)行(いき)(しっこう)・・・麻痺(まひ)が原因(げんいん)ではないのに、洋服(ようふく)を着(き)たり、ズボンをはくといった「着衣(ちゃくい)失(しつ)行(いき)(ちゃくいしっこう)」や、意識(いしき)しないでいるときには自然(しぜん)にできているのに、命令(めいれい)されるとできなくなってしまう「観念(かんねん)運動(うんどう)失(しつ)行(いき)(かんねんうんどうしっこう)」などが、あります。●失認(しつにん)(しつにん)・・・物(もの)は見える(みえる)のに、それが何(なに)であるのかや形(けい)が理解(りかい)できない症状(しょうじょう)です。面白い無料おすすめ
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医療技術の進歩により、脳卒中(脳血管障害)で死亡する日本人の数はずいぶんと減りました。しかし、それは同時に、死亡こそ免れたけれども、後遺症をかかえて生きている患者さんの増加を意味することになっています。